【画像素材】花粉が受粉に使われる図解
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画像の使い道
美しいお花を咲かせる植物も、実は受粉して種を実らせる必要があります。そこで活躍するのが花粉です。花粉が受粉に使われるしくみを図解で解説します。
・花粉の役割
花粉は、花の雄しべにある葯という部分に作られる微小な粒です。花粉の中には、受精に必要な精細胞が含まれています。
・花粉の移動
花粉は、風や虫などによって運ばれて、雌しべにある雌しべ柱に付着します。
・花粉管の形成
花粉が付着すると、雌しべ柱から花粉管という細長い管が伸びてきます。花粉管は、精細胞がめしべの奥にある胚珠まで届くための道筋になります。
・受精
花粉管が胚珠の奥に到達すると、花粉管の中で精細胞が2つに分かれます。一方の精細胞が胚珠の胚嚢細胞と受精して受精卵となります。もう一方の精細胞は胚乳細胞と受精します。
・受粉完了
受精が完了すると、胚珠は種子に、胚嚢細胞は胚乳に成長します。
・まとめ
花粉は、受粉して植物の種を実らせるために重要な役割を果たしています。花粉が雄しべから雌しべに運ばれ、花粉管が形成され、受精することで、新しい命が誕生します。